不眠症
明け方近く 寝返り打ちながら
何度も眠ろうとしてあきらめた
ああ 今 心の片隅に晴れない空がある
ああ そう何か充たされない焦りの雲
ふかふかのベッドでは もう夢なんか見られない
環境が恵まれ過ぎてる
何もない床の上 疲れて横になりたいよ
甘えてる自分に 僕は辟易とした
出て行こう ここではダメなんだ
カーテン引いて 暗闇作っても
瞼をちゃんと閉じなきゃ眠れない
ああ だいぶ前に 本当は気づいていただろう
ああ 欲しいもの その全て 外にあるよ
限られた時間では 見た夢なんか忘れるさ
目が覚めた瞬間消えてく
執着がなかったら 願いが叶うわけがない
失った欲望 僕は抗おうとした
出て行こう 朝まで待てない
あれが足りないとか これも足りない
今を満足するな 不眠症でいい
ふかふかのベッドでは もう夢なんか見られない
環境が恵まれ過ぎてる
何もない床の上 疲れて横になりたいよ
甘えてる自分に 僕は辟易とした
出て行こう ここではダメなんだ