無人駅

秋元康

列車の窓に
北の岬
ぼかすように雪が降る
あの人を忘れられたら
この旅は終わるのに...
初めての夜は
愛しさを知って
最後の
朝には
涙 知った
私なんか
いなくなっても
そう誰も
気づかない
気づかれない
途中下車するのは
無人駅
重い車輪が
動き出して
胸の奥が軋み出す
悲しみを見知らぬ街に
置き去りにしたかった
凍える指が
ぬくもりを探す
重ねた掌(てのひら)
思い出した
白い息が
雪と一緒に
語るだけ
愛したい
愛されたい
名前さえも知らぬ
無人駅

私なんか
いなくなっても
そう誰も
気づかない
気づかれない
途中下車するのは
無人駅

Curiosités sur la chanson 無人駅 de 岩佐美咲

Quand la chanson “無人駅” a-t-elle été lancée par 岩佐美咲?
La chanson 無人駅 a été lancée en 2012, sur l’album “無人駅”.
Qui a composé la chanson “無人駅” de 岩佐美咲?
La chanson “無人駅” de 岩佐美咲 a été composée par 秋元康.

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