さよなら春の日
Shigeru Kishida
春のうららの 僕の旅路は
とても日差しが あたたかでした
何処へ消えよか 迷う日でした
今は思えば 穏やかでした
月日は過ぎて いま時を知り
あなたのことだけ今やさしくしたい
今もわたしは のどを枯らし
全て忘れたふりして 眠る
当たり前だろう 別れが迫る
泣くなお願いだからそばにおいてね
行けば哀しい道のりだろう
あなたの瞼の中で泳ぐ
朝が来た来た 夢を捨てなきゃ
昨日の方が雨降りでした
さらば友よ 隠れず出てこい
くるくる回る日傘 虹が出ました