バール・ベラ・マ ~水のない海~
れい子 湯川
男は勝手だと
自分を 笑うけれど
いつから 君はそんな愛を
育てていたの
重ねた気ままささ
振り積む 砂のように
乾いて 暗く深い海を
創っていたと 知ったよ
もしも 遠く 飛び立つなら
OH MY BABY BABY 今さ
そう 甘え癖がついた
ばかな男に 背を向けて
今なら強がりの
ボーズも 決まるけれど
いつもと 変わらない仕草が
切なく 苦しすぎる
独り夜をさまよう時
OH MY BABY BABY その名を
いつも 痛む胸の奥で
抱きよせるように 呼ぶだろう
そうさ 君は君で変わらぬまま
OH MY BABY BABY バール・ベラ・マ
そっと 濡れて光る夢を
翼を広げ 乗せて行け