嘘
Hanako Oku
本当は気付いていたの
あなたが私にくれる笑顔も
メールの数も いつからか
歩く速さも変わってきたこと
あなたが優しい嘘をつくたびに
心が痛くて苦しくて
どこにも行けなくて
私を好きじゃない あなたでもいいから
もう会えないよなんて言わないでね
誰かとキスをした あなたでもいいから
今日が終わる前に 私を抱きしめていて
出逢った頃の2人は
何でも許せると信じていたよね
傷つくだけと分かっても
なんでこんなに好きなんだろう
泣くのも 寂しさも 不安も 我慢した
だけどもうこれ以上
自分には嘘をつけなくて
あなたを好きじゃない 私になれるなら
サヨナラの言葉も怖くないのに
もう一度キスをして 私のこの胸で
全部嘘だよと そっと微笑んでいて
真実は 時に残酷で
私はそんなに強くないから
あなたを失うなんて嫌だよ 嫌だよ
私を好きじゃない あなたでもいいから
もう会えないよなんて言わないでね
誰かとキスをした あなたでもいいから
今日が終わる前に 私を抱きしめていて