何でもない
Sonoko Inoue, Yuusuke Shirato
何でもないようなこと 話してただけの毎日
例えばあの時 君といた日のことだって
色んな大事なもの ふれてたはずだよ
一つもまだ気付かず 歩いてるだけ
人がくれた優しさは そこにあったんだ
もう戻れないのに探すのは何故?
「もう 大丈夫 大丈夫だ」って 言い聞かせる
そう 嘘をついてたら 大人になってしまったんだ
「ああ 良い日だ」って 知らない誰かが笑った
心からそれを言っているようだった
ふと 周りを見てると 自分だけが嫌になる
誰かのこと愛せてたか? 優しくできたか?
慣れないままの靴で そこから逃げると
初めて ねえ 自分に本音を言えた
問いかけてみる 今日もまた受け入れるだけ?
慣れたはずの痛み 知らない痛み
「もう どうだっていい どうだっていい」なんて 言わないで
答えのない日々に 答えを探して疲れちゃいそう
ああ このまま何も考えないままで
生きていることは誰かにとって得なんだろう
自分自身 私が好きだったものを
忘れて
「もう 大丈夫 大丈夫だ」って 言い聞かせる
そう 嘘をついてたら 大人になってしまったんだ
「ああ 良い日だ」って 知らない誰かが笑った
心からそれを言っているようだった