A Bird
裕二 坂元
息をひそめながら 街の灯りから
逃げ込んだ暗闇に
花のかおりがした
わたしたちがずっと
言葉には出来ない
気持ち知ってる気がして
ばかね 花に妬いた
たぶん夢を見る
ころはもう過ぎたのかな
名前も知らない
鳥を追いかけ続けて Umm
ブレーキ壊れた 自転車に乗って
ため息は風にまぎれ
どこにいるのかも忘れた
いい子になるのは 嫌と言ったけど
髪を切ることさえも
誰かの真似をしてた
こぼれ落ちる時間に
言い訳とかして
何回も振り返って
みんな大人になる
幸せになりたいだけ
なんて言わないよ
どこまで歩いて
行けるのかを知りたくて Umm
深呼吸してみる 背伸びした自分に
さよならを告げたら
新しい明日を迎えよう
たぶん夢を見る
ころはもう過ぎたのかな
涙を流した数だけ強くなったのかな
交差点 人波 見上げた空に
名前も知らない鳥が
今光の中へと消えた