クラクション
Sakura Fujiwara
時々 深く溺れて
甘いキスなんて要らない
どこがよかったの?こんな僕の
君は変わってるよな
日曜の午後は晴れて
「出かけよう」の声を聞き流しても
相変わらず笑ってる君は
あぁ あぁ
きっと 全部 わかってたんだなぁ
愛は優しいだけじゃない
なんで なんで バカみたいだなぁ
だから嫌いだ
君はさ 僕の「ごめん」は
カンに障ると笑った
いつもそうだね 損してんだよ
どうも変われない人
「これ美味しい」ってそうこぼすと
飽きるまでそれだけ買ってくるよなぁ
相変わらずしょうがない君は
あぁ あぁ
きっと 全部 わかっていたいんだなぁ
愛は悲しいだけじゃない
なんで なんで バカみたいだなぁ
だから嫌いだ
窓の外 クラクションが鳴る
街はもう あの日を忘れてる
喉の奥 伝う水の音が
聞こえてきたの
きっと いま 笑ってるんだろう
君が居ないと 僕はさ
なんて なんて バカらしいんだろう
だから嫌いだ