雨のプラネタリウム
康 秋元
高層ビルの隙間 シルクの糸が踊る
都会の空の星を
落としたみたいに...
"もう僕達は会わない方がいい"
ふいに 車のルーフ開けた
雨のプラネタリウム 街が泣いてる
胸の悲しみを 映すように
雨のプラネタリウム 街が泣いてる
何も言えなくて 濡れたままの2人
高速道路走る ライトの帯は 銀河
私の頬の涙 流星みたいね
"ねえ Car-radioは
このまま消さないで"
せめて 思い出の曲聞くわ
長い接吻(くちづけ)なんて
似合わないから
そっと腕の中 包むように
長い接吻(くちづけ)なんて
似合わないから
瞳の向こうに 忘れないで愛を...
やさしくするのはやめて
もう これ以上
今の一言は 光るナイフ
雨のプラネタリウム 街が泣いてる
愛の悲しみが 夜の空に落ちる