僕らには有ったよなぁ
繰り返す青い朝に また林檎 齧る
いつからか そんな日々に 疑問も持たずに
「忙しい」って言い訳が 上手になるほど
大事な出来事を おざなりにしてた
「これで良いのかなぁ?」
「これじゃあダメだなぁ」
心許ない時にそう
君の声を 聞かせて
今度の休みには ゆっくり会わないか
昔語りも 悪くはないだろう
心の真夜中を 照らし出すひかりが
あの頃の 僕らには 有ったよなぁ
わがままで つよがりな 輝きが
無感情な青信号 急かされて 渡る
その先に ある景色 俯き 知らずに
「ありがとう」や「さよなら」を 風に吹かせては
大事な瞬間に 目を瞑るのだろう
「それで良いのかなぁ?」
「それじゃあダメだなぁ」
すこし弱気な時にそう
君の声で 叱って
描いてた未来に 立っている僕らは
笑顔絶やさぬ 約束だっただろう
深呼吸をしたら 明日を迎えに行こう
終わらない 長旅の 真ん中で
目映くて 懐かしい 空を見て
「想ったより 遠くへ来たなぁ」
夢の地図を 確かめながら
理想通りじゃない自分さえ
不思議と嫌いではない そう想えた
今度の休みには ゆっくり会わないか
昔語りも 悪くはないだろう
心の真夜中を 照らし出すひかりが
あの頃の 僕らには 有ったよなぁ
描いてた未来に 立っている僕らは
笑顔絶やさぬ 約束だっただろう
深呼吸をしたら 明日を迎えに行こう
終わらない 長旅の 真ん中で
いつだって いつだって 夢を見て