電球
ちえ 桜井
あなたがいないと
うまくいかないことだらけで
どうして 台所の電球まで
きれちゃうんだろう
それだけ あたしは知らない
間にあなたに甘えてて
あなたは私を支えてくれた
大切な人だった
どんなに願っても
もう元には戻らないね
あなたがいなくても
ちゃんと歩いていかなくちゃ
ただ夜が明けて 日が沈むだけ
小さな窓から 空を眺めてる
いつかやむのかな どしゃぶりの雨
私の気持ちは全部 涙に変わるだけ
二人でいつもはしゃいで
写真もいっぱい撮ったよね
あなたのいろんな顔を
ひとりじめしていたかった
初めて会った日も
そういえば雨が降ってた
いくつもの滴が
窓をつたって流れてく
まだ何もかもが
あの日のまま止まって
何にもできない 私だけが残って
いつかやむのかな どしゃぶりの雨
私の気持ちは全部 涙に変わるだけ