ティーンエイジ
Ichiro Yamaguchi
壁は灰色 雲の影が動いた
朝が来るな
君が僕に見せている心の一部を
掻きむしりたいな
いきり立ってる 君の目の前で
石を蹴って 青くうつむいて
時が経って すぐに大人になって
さらけ出せなくなって もう戻れなくなって
草に風が吹く ざわめく僕の心
枯れてしまった
僕は弱さを確かめておきたいから
君が引き出してよ
いきり立ってる 君の目の前で
石を蹴って 青くうつむいて
時が経って すぐに大人になって
さらけ出せなくなって もう戻れなくなって
だけどまた振り返って 何かを確かめて
苦しむフリをして 誰かに背を向けて
読み飽きた本を読んで また言葉に埋もれ
旅に出たくなって 君を思い出して
そうやって僕らは 繰り返して行く
渦巻く未来が 呼ぶ声がする
いきり立って 時が経って
いきり立って 時が経って