躾
mao
瑠璃色の暗闇で 上手に泳ぐ
君を離さないよ
深く 腰かけた レザーの椅子
動くたび 漏れる 濁音
ハイセンスな君を 作る為
少しの 温度も 許さない
飛び散る 痛みも 受け入れて
瑠璃色の暗闇で 上手に泳ぐ
まるで 空腹の魚のよう 綺麗
何もかもを奪われ ゼロに返った
そんな 君を離さないよ
四角に収まった 狂気の愛
荒げた声だって 美徳
何度も 何度も 教えるよ
溢れだす喜びを 抑えきれずに
君は 目を伏せて 睨むけど
少しずつでいいから
こちらへおいで
そこは 躾という名の 深海
飛び散る 痛みも 受け入れて
何度も 何度も 教えるよ
瑠璃色の暗闇で 上手に泳ぐ
空腹の魚のよう 綺麗
何もかもを奪われ ゼロに返った
君を離さないよ
溢れだす喜びを 抑えきれずに
君は 目を伏せて 睨むけど
少しずつでいいから
こちらへおいで
そこは 躾という名の 深海