輪舞
只野奈摘
つないだ指先から 染まる温もり
からだじゅうに
つたわる めぐりめぐる輪舞
...咲いた 輪舞
わかりあうため つもる愛を
言いかけるたび 白い息に
ジャマをされる
抱きあえばもう 過去になるもの
光る雪のなかで みつめる
つないだ指先から 染まる温もり
からだじゅうに
つたわる めぐりめぐる輪舞
...咲いた 輪舞
つめたい頬が 桜色に
ほころんだ微笑みが
あま<香る ひら<
いきてゆきたい あなたと共に
魂ふかく 花があふれた
心の在る場所から
にじむ木もれ陽 ...
2人をめぐる夢の時間 ...
...まわる 輪舞
胸のなかへ溶けておいで ...
嗚りやみはしない
メロディのように ...
信じて おそれないで
腕をあずけて
(雪のなか)
踊ろう めぐる熱い想い
響く 結ぶ 輪舞 Dance
つないだ指先から
この心が
在るすべてから (からだじゅうに)
ハートビートの 線にそって
めぐりめぐる (愛してる...)
愛しさは
温もり 木もれ陽
踊ろう 雪のなか ...
踊ろう ...
つないだその指先から(愛してる)
(つないだ)つたわる
(指先から) 温もり
温もり からだじゅうに
つないだ指先から
温もり からだじゅうに