青
Motohiro Hata
もう空まで自分のものにしたくって
僕は 子供みたいにその青を指差すけれど
それが余りに夢の様なことだって
僕も わかっているんだよ
ねぇ いつも 何も出来ないままに
自ら 摘み取った芽の中に埋もれてきたけれど
もうこの僕を包む 閉ざされた世界に
サヨナラ言わなきゃいけないんだよ
Ah だから空を僕のものに
Ah するためにすぐに
走り出したこの頬を吹きぬける風
そこから 僕の世界は ほら 変わり始める
どうすればいいのかもわからないくらい
空は 僕の前で あまりに鮮やかすぎるけれど
でも それを欲しいと指差した衝動を
今は 信じてみるんだよ
Ah だから空を僕のものに
Ah するためにすぐに
Ah だから空を僕のものに
Ah この指の先へすぐに
走り出したこの頬を吹きぬける風
そこから 僕の世界は ほら
変わり始める 変わり始める