告白 [Evergreen Version]
Motohiro Hata
最後に 伝えようとしたの
あなた 気づいてたよね
それなのに はぐらかして
ズルイよ 言えずじまいだ
こんなにも苦しい日があったことも
いずれ 忘れてしまうのかな
あんなにも愛しい人がいたことも
いつか 忘れられるかな
ハラハラ 散る花びらに紛れてく
あなたの背中 ずっと眺めていた
2人は 近づきもせず 遠くなる
巡る季節が 通り過ぎても
動けないまま 私だけが
あの時 打ち明けていても
同じ未来だったの?
子ども扱いをしてさ
すぐにからかう あなた
古ぼけた白い校舎の壁が
いやに輝いて映った
どれほどに強く 願ったとしても
二度と 戻れはしないのに
今では 無い 花びらを見上げてる
向こうの空が 透明に滲んだ
1人じゃ 支えきれずに うずくまる
今日の日差しは その笑みのように
狂おしいほど 優しいから
ハラハラ 散る花びらに 消えてった
あなたの幻影に そっと手を伸ばした
私は いくあてもなく 歩き出す
幾度 季節を こえたとしても
この傷跡を抱えたまま
悲しいくらい あなたのことが好きでした