イージュー★ライダー'97
Tamio Okuda
何もないな 誰もいないな
快適なスピードで
道はただ延々続く
話しながら 歌いながら
カレンダーも 目的地も
テレビもましてやビデオなんて
いりませんノンノン僕ら
退屈なら それもまたグー
名曲をテープに吹き込んで
あの向こうの もっと向こうへ
僕らの自由を 僕らの青春を
大げさに言うのならば
きっとそういう事なんだろう
何もそんな難しい事
引き合いに出されても
知りません全然 だから
気にしないぜ とにかく行こう
気を抜いたら ちらりとわいてくる
現実の明日は やぶの中へ
僕らは自由を 僕らは青春を
気持ちのよい汗を
けして枯れない涙を
幅広い心を
くだらないアイデアを
軽く笑えるユーモアを
うまくやり抜く賢さを
眠れない体を
すべて欲しがる欲望を
大げさに言うのならば
きっとそういう事なんだろう
誇らしげに言うならば
きっとそういう感じだろう