血潮
Kazuya Yoshii
君とならいつまでも
いれると思ってた
君とならどこまでも
行けると信じてた
そう思い出 今は過ぎたこと
忘れられないけどねきっと
干からびた残骸になっても
二人で見たすべての光がある
続くどこまでもこの広い大地 野望
本当か嘘か今でも迷うけど
この広い空がずっと
続く限りは騙されてみようか
そう誰でも決まりきったこと
間違えて朝まで泣いて
ねえそれでも生まれてきたこと
嘆いたり認めたりして目覚める
それもわかるけど
今はそっとしといて
「頑張れ」って何度も言わないで
無理矢理に連れてこうとしないで
自分でわからなければ動けない
「何処から来たかより
何処へ行くか」だとか
言うから過去を撫でてまた前向いて
恋が生まれたあの日のことを
「ダメだった」「良かった」と
繰り返しながら
続くどこまでもこの広い大地 野望
本当か嘘か今でも迷うけど
あの日泣いた血潮が
透き通るまでは騙されてみようか
さようなら いつも 怯えていた私