君は僕の風
どこにいてもわかるんだ
その存在を感じてる
胸の奥を吹き抜けるみたいに
君は僕の風だ
例えば 廊下を歩いてて
その角を曲がって来る気配
すぐに察知して ドキドキするんだ
放課後のこの校庭の
どこに君がいるとしたって
そっと目を閉じれば
ときめきで気づく
恋をすると人は誰でも かなり敏感になって
アンテナみたいに キャッチしてしまうのかな
離れてても 見えなくても
君のことが気になって
引き寄せたいと願う気持ちが
何かを変えるのだろう
どこにいてもわかるんだ
その存在を感じてる
胸の奥を吹き抜けるみたいに
君は僕の風だ
例えば 背中を向けてても
今 君がそこを横切ったと
なぜかはっきりと見えてしまうんだ
真夜中 自分の部屋で
窓の空を見上げるだけで
君の家の方から 空気が流れる
好きになるときっと誰もが ちょっと不思議な力を
いつの間にか 手に入れてしまうらしい
だから 急に 不安になる
もしもある日 僕がもう
君からの風 感じなくなったら
どうすればいいのだろう
愛しさが消えたのか?
僕の気持ち 拒否された?
静かすぎる感情の合間は
まるで恋の凪だ
離れてても 見えなくても
君のことが気になって
引き寄せたいと願う気持ちが
何かを変えるのだろう
どこにいてもわかるんだ
その存在を感じてる
胸の奥を吹き抜けるみたいに
君は僕の風だ