Happy Birthday
健治 若松
ホテルの近くのラーメン屋で
少し遅めの食事をとる
あんまりおいしくないけれど
何となく来てしまうんだ
冷たい水を飲み干しては
1日分の溜め息をつく
君はもう眠っているよね
電話できずにごめんね
小さな気持ちを文字にして
夜空を越え
今仕事か終わって
1人で食事をしているよ
こっちにも慣れて来たよ
明日の午前中には
荷物が届くからね
遠い空の Happy Birthday
君のメールを読み返せば
楽しそうな出来事ばかり
でもね僕は気付いてるんだよ
隠した涙のあとも
小さな思い出の中に探す笑顔
「幸せかい？」と聞いたら
今君はどんな顔をして
答えてくれるの
僕達はどれくらい
恋人になれたんだろう
いつもそばにいたいのに
もしも願いが叶うならば
このまま夜を飛び越えて
今すぐに会いたいよ
抱きしめていたいよ
涙も強がりも全部
夜の歩道 点滅信号
ポケットから聴こえる
あのメロディー
溢れ出すよ やさしい気持ち
いつの日にか叶えたい
2人きりのHappy Birthday