一人一途

晴一 新藤

夜にはあなたに優しく解かれる
髪を一人一途に
結う朝にまで幸せは満ちていた
遠い記憶の底
私は息のできない魚を真似る様に
短い歌で唇を慰めていた
その音色が柔らかな泡になって
やがて空に届けばいい
冬にはあなたの頬の熱を感じた
指を一人一夜ながめる
だけの夏は凍える様で
ひとつまた溜息

私に世界の終りを選ばせるのなら
あの穏やかな絶頂の
日々にしたでしょう
ただ瞳に映るもの全部が
愛しくて泣けるほどだった
夜にはあなたに優しく解かれる
髪を一人一途に
結う朝にまで幸せは満ちていた
遠い記憶の底

一人一途せめて夢の中で
逢いに来て欲しいと願うの
幸福と絶望の明らかな境を
いともたやすく跳び越した
ふたりの過ちは今になって
許されてはいない

Curiosités sur la chanson 一人一途 de Buzy

Quand la chanson “一人一途” a-t-elle été lancée par Buzy?
La chanson 一人一途 a été lancée en 2006, sur l’album “Buzy”.
Qui a composé la chanson “一人一途” de Buzy?
La chanson “一人一途” de Buzy a été composée par 晴一 新藤.

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