Road

暴動は止んだ
寸秒の感情は立ち去って
ろくに頓着しない時代に
牙を向けて 何者になった？

嘘っぱちだ
容易くはない
上っ面の模造品ばっか
溜め込んだところで
心は満たないんだ

穏やかなそよ風に
触れた途端 渦を巻いて
海原に放たれいのさ
遠く連れ出して

このまま
消えてしまわないように
何度も足掻くのさ
いつか 辿り着く場所まで
彷徨う日々に記す足跡
その一歩も無駄ではないんだ

曖昧な砲撃は絶えない
身を守る術なら
たくさん身につけてきたが
もう日没の時間
足を止める暇はないな
まだ万里の旅

穏やかなそよ風
触れたなら思い出して
ぼくらは遥か彼方から
ここまできたんだ

このまま
消えてしまわないように
何度も足掻くのさ
いつか辿り着く場所まで
容易い旅路じゃないけど

絶望を刈り取って
この鮮やかな地球を明かそう
明日を探しにいこうか
衝動呼び覚まして
産声を響かせてくれよ
遅すぎるなんてないから

何もかも枯れた荒野の最果て
命がまた息吹く頃
果てしない未来の景色を彩るのは
全て ぼくらの足跡だ