さぁ鐘を鳴らせ
「もしも」はなくて
「もう一度」もなくて
「巻き戻し」もできなくて
夢の中でも 震える手は止らなかった
言葉にならない
想像さえ追いつかない
出会いと別れ
自分自身で 思い知るしかないようなこと
なんてキツいんだろう
これが生きるということなら
すべて投げ出したくなる気持ち
それでも抱えたら
さぁ鐘を鳴らせ ちからふりしぼれ
それだけが
今日も越えていく唯一の術なら
今は
1日ずつ1日ずつ 響かせていくしかないから
どこでもない
場所に永遠に放り出されてしまって
どう叫んでも呼びかけても答えはない
なんて難しいんだろう
これが生きるということなの?
何もなぐさめにならない
この現実を抱えたら
さぁ鐘を鳴らせ ちからふりしぼれ
それだけが
もう会えない人に届く術なら
今は
1日ずつ1日ずつ 響かせていくしかないから
いつか分かる日まで
いつか立ち向かえる日まで
いつかここまで来たって
思える日まで 言える日まで
さぁ鐘を鳴らせ がんがん打ち鳴らせ
それだけが
どうにもならないこの気持ちと歩く術なら
そして
生きると誓え 生きると打ち鳴らせ
また会う日まで
また会える日まで
鐘を鳴らすから
鳴らし続けるから