夢遊病
Takuro
ひどく夢遊病のような顔をしてる オマエの
ため息が部屋を支配する
人を求めすぎる昨日 今日 明日へと
真心のありかたも 分かち合った喜びも
ほんの僅かな 出来事なのだろう
もしも晴れた空が 涙を望んで 世界を濡らすならば
心 言葉 鼓動 これ以上 何を 俺から奪うのか
照らす常夜灯は 今の惨めぶったオマエの
あわれさを全て露呈する
"愛される"という幻追ったばかりに
同情や気まぐれと愛情の区別すら
つかぬ愚かな己を認めて
人はきっと夢に 犠牲を払って 宝物を見失う
やがて費やした時間の多さに目眩が訪れる
激しく揺れた思いの果てに 死ねないでいた
そう 死ねないでいたんだ
もしも晴れた空が 涙を望んで 世界を濡らすならば
心 言葉 鼓動 これ以上 何を 俺から奪うのか
海よ空よ花よ 尊き命よ 悲しみを忘れない
海よ空よ花よ 新しい未来よ その手で受け止めて
その手で受け止めて その手で受け止めて その手で受け止めて