Aru Hibi
階段を踏み外した
いっそこのまま死んでしまえたらって
思うと同時に人に笑われた
ああ今日も今日が始まる
窓に映った自分を見ていた
学校に着いたらうまく笑わなきゃ
思うと同時に涙が出てきた
ああ今日は休んじゃだめですか
人に嫌われないように
自分を殺して生きてたら
自分がなんだか空っぽで
意味がないように思えたんだ
生きてるそれだけで許してくれませんか
息をするだけでもう苦しいんだ
何度通りすぎる鉄の塊に
吸い寄せられたでしょうか
例えば僕がいなくなったら
悲しむあなたが目に浮かんで
こんな僕でも愛されていたことに
気付いた
生きてるそれだけで
意味があると言うなら
息をするだけでそれでいいと言うなら
何度も嫌になった自分にもう一度
優しくなれるような気がしたんだ
生きてるそれだけで許してくれませんか
同じような日々はきっと続いてくけど
何度通りすぎる鉄の塊に
吸い寄せられたとしても
階段を踏み外した
ついてないなってわらってみた
胸にしまった息を吐き出したら
ああ今日も今日が始まる