街角のペシミスト
Yumi Matsutoya
8時のロッカー 袋をかかえ
彼女はみんなとスタジオで別れる
少し濃いめにメイクを直し
なぜか足がむくあのディスコ
午前1時 空は星も見えない
時は止まり このままがいい
不安な明日をダブルで飲み干す
みんな街角のペシミスト
名前も知らぬ誰かの部屋で
土曜の朝を迎えることもある
故郷の冬を歩きたくなる
けれど平凡だけはいやよ
どこへ行くのあなた 胸にくすぶる
夢の炎 他人は消せない
不安な明日を笑いとばしても
みんな街角のペシミスト
アスファルトをひたす
あのネオンと影の渦は
変わらないけれど
娘たちはやがて
踊りすぎた金曜日を
卒業してゆく
どこへ行くのあなた 胸にくすぶる
夢の炎 他人は消せない
不安な明日を笑いとばしても
みんな街角のペシミスト
午前1時 空は星も見えない
時は止まり このままがいい
不安な明日を笑いとばしても
みんな街角のペシミスト