恋文

あゆか

夏の風に 恋い焦がれて
懐かしさに 混じる吐息

波音に寄り添う
月に咲くキヲクの花を
涙蛍色が ぼんやりと照らす
風鈴優しく ウタを奏で
夜空に広がる 万華鏡
夏の風で 揺らぐココロ
香りでよみがえる
懐かしさに 混じる吐息は
切なくて
忘れない はじめての夏

陽だまりにたゆたう
クモの巣に光絡まる
ヒグラシ子守歌 木の葉を震わす
ヒラヒラ舞い泳ぐ 茜金魚
雨音並べれば 恋文
夏の風に 恋い焦がれて
夢から醒めないで
懐かしさに 混じる吐息は 儚くて
夏の風で 揺らぐココロ
香りでよみがえる
恋心は 思い通りにならなくて
忘れたいのに 忘れたいのに
忘れない はじめての夏

Curiosités sur la chanson 恋文 de Maria

Qui a composé la chanson “恋文” de Maria?
La chanson “恋文” de Maria a été composée par あゆか.

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