時差
オカモトコウキ
滑走路飛び立って行ったなら
生まれた街は小さくなる
全てが急に変わっていくんだ
いつのまにか
なにが本当なのかわからない
誰でも嘘を嗜むから
道もない空を飛んでいく
あてもなくさ
ねえなんか
見えなくてもいいこと
ばかりなのさ いつも
逃げることにした俺に
優しい言葉かけて
何時間分も時差ぼけがあるような
なんかちょっと取り残された気分で
捨てきれない愛は飛行機雲のように
尾を引いて引きずったまま
まとめる言葉は何もなく
そっと滑り落ちていくみたいだ
過ぎ去った時間は泡のように
流れていった
引き返し効かないチケットだね
引き返し効かないチケットだね
何時間分も時差ぼけがあるような
なんかちょっと取り残された気分で
捨てきれない愛は飛行機雲のように
尾を引いて引きずったまま