修二君
彼女居ない歴 早24年
明日の誕生日が来たら25年
そろそろこの辺で終止符
うたなきゃマズイでしょ 修二君
という訳でダチに 誘われ参加
しました 人生初の合同コンパ
胸躍らせ向かった居酒屋
意を決して開けるドア ガラガラ
いよいよ入りました店内
キョロキョロ見渡すがワカンナイ
どうやら一番奥の席らしい
緊張してきました カチカチ
徐々に高まる鼓動の音ゴトンゴトン
電車の音にかき消され
ホッとしていたら「ドーモ!」
女のコたち登場
声かけれない 顔あげれない
これじゃ いつまでたっても
始まらない
覚悟を決め パッと目を開いて
ガッと顔あげ「ハジメマシテ」...
「母さん!」
と声あげてしまいそうな見た目
オレと30は違うぞ 年齢
これはナシでしょ 次にいこう
気を取り直して いきましょう
隣の子に「ハジメマシテ」
「父さん?」
と声あげてしまいそうな見た目
オレとさほど変わらない頬のうぶ毛
これもナシでしょ 次に行こう
気を取り直して いきましょう
隣の子に「ハジメマシテ」
「*********」
「出来たら 日本人がいい」
と声あげてしまいましたスイマセン
よく見たら 素手で食べてます
チャーハン
こうなりゃ もう
飲むしかないでしょ
こうなりゃ もう
飲むしかないでしょ
こうなりゃ もう
飲むしかないでしょ
コールの方よろしくおねがいよ
「おぇ?...」もう帰ります
何て言われても帰ります
ドキドキしてた自分がハズカシイ
何をしてんだ オレ バカラシイ
姉さん
時計を見たら12時半をさしていたよ
しゅうじは25歳になりました