光
Yojiro Noda
僕の日々に意味はないと
晴れた顔で笑う声や
僕は今も 君の中にいたりするかな
なんてばかなことばかり 物語
正しい街に 正しい歌に
やけに一人取り残されて
転げながら 抱き合いながら
壊したいな 君のことを
したらなんて言うかな
笑いながら言うかな「それ痛いの?」
私たちは光った 意味なんてなくたって
私たちは光った ゴミたちの木漏れ日で
私たちは引っ張った 繋がれた首飾りを
力まかせに 今 夢まかせに ただ
奇跡だけが起きる街で
僕ら出逢い恋をしたんだ
だから此処は 少しだけど
寂しすぎる 気がしてるんだ
君の方はどうかな
今すぐ逃げろ さもないと消える
信号はイエロー 瞬くは一等星
いっせーのーせーで
僕たちは光った 意味なんてなくたって
私たちは引っ掻いた 泣き方もわからずに
私たちは光った 許されない 愛だけが
輝いてる空 瞬いてる ほら ほら