Cross Road
果てしなく温かいはずの
あなたの腕に
心ごと預けたいのに
どうして飛び込めないの
遠いあの日見た悲し気な 瞳の色
あなたの中に見つけそうで
ドアが大きな音で閉ざされて
寂し気な足音 遠離る
あの人も いつかそうやって
私を置いてゆくのかな...
迷いは心に影を落とす
早く大人になりたかった
そうすれば全て解る
人はみんな傷ついたとしても
愛さずにはいられない
苦く眠る思い出の中に
私を写し出す鏡を探して
ドアが大きな音で閉ざされて
パパ 行かないで 何度も叫んだ
心にしまい込んでた記憶は
涙とともに溢れ出す
ありのままの私を愛してゆきたい
あなたはそっと言ってくれた
もう一人じゃないよね
私を必要としてるあなたがいる限り
涙の跡が残った頬に
彼が口づけたその瞬間に
不安に怯えたままの少女は
思い出の扉の向こう
一度だけ手を振って消えた
みんなそれぞれに答え探して
みんなそれぞれに今を生きて
愛しい人の手を握りしめて
ほのかな灯りともる道を
歩いてゆくんだねきっと