ガラスの花
Aina The End
僕のことを笑ってくれよ
君と僕は それでいいんだ
風邪を引いた夜の夢のよう
忙しない街 残されていく
君と僕 それでいい それでいいんだ
生意気な季節のまま
瞳からすんなり転げ落ちた
涙は一粒 君のポッケ
掌に春をのせてあげたかった あぁ
放つ夜に そっと
さよなら
君はガラス花
枯れずに割れていった
僕の大切
さよなら
かけらを拾うから
僕のことを笑ってくれよ ほら
僕の前だけ泣いてくれよ
優しさは時には いじらしいね
美しからぬ季節です
まだ若葉だった影を撫でる日々
咳払いじゃもう 拭えないや
全て投げ捨てて 叫びたいけれど
ちっぽけだ 僕は あぁ
さよなら
僕のガラス花
遠くで咲いてたら
見守ってね
さよなら
夢の中ゆらり
僕の前だけで泣いてくれよ
深い空が 鼓動飲み込んで
割れてく 消えてく 音がしてる
まだそちらには いけないよ
透明な夜 明けるかな
さよなら
僕もガラス花
空に放つ春よ
届いてくれ
ありがとう
忘れられないや
僕のこと笑ってくれよ ほら ほら