HERO
[tacica「HERO」歌詞]
[ヴァース 1]
大胆に転べるスニーカー
爪先で堪える反動
大事なモノが失くなった
泣いたりしないんだ
中傷で破れるジーンズが
解れるから零れ落ちた
簡単に手放せたって
忘れられないで
[ヴァース 2]
傷だらけのネジを巻いて
球体へと手を伸ばした
涙で描かれたヒーロー
僕等を守って
[コーラス]
降るイメージによってのエンジンで
廻す手は緩められないが
胸の最上階では機械音通りに
心地好く踊れるんだ
私利私欲に出来た機関銃じゃ
撃ち抜ける不安はない
なのにヒーローさえ辿り着けない
場所まで築き上げたんだ
そうだろう
[ヴァース 3]
何時になったらさ
地球儀上に描いたキミは
僕等に気付いてくれるの
何時になってもさ
唯一 僕の胸に届く声は
聞こえそうにない
キミは今日も明日も
そのずっと前の昨日でも
「地球は空一つない世界」と云うけど
せめて僕の奥では
縦横無尽にいつでも
空を飛んでくれよ
立ち止まる日の中心で
[コーラス]
廻す手は緩められなくて
胸で大合唱する機械音にだって
心地好くは居られないんだ
キミの価値や僕の未来の為
撃ち落す不安はなに?
「雨が降り出したら又、次回を待って。」
なんて言葉 聞こえるんだ
僕等どう綺麗に歩いたって
自分まで騙し切れないで
ネジを巻き過ぎたら ほら機械音なんて
すぐ胸を見放すもんだ
光を失くした機関銃じゃ
撃ち出せる答えはない
声をヒーローまで届けようと願えば
0から築けそうだ何度も
[アウトロ]
大胆に転べるスニーカー
中傷で破れるジーンズが
傷だらけのネジを巻いて
描き出す ヒーロー