この傘をたためば

敬之 槇原

悲しい出来事が
この雨だとしたら
傘をさしても濡れる肩が
正直な気持ちだけど
独りの時こそちゃんと
強くいたいんだと
あまりにも思いすぎて
自分まで失くしそうで
ほんの少し弱音を吐いて
ほんの少し抱きしめてもらいたい
君は許してくれるだろうか
この傘をたためば
僕はびしょぬれの
君を好きだと思うただの男になる
この傘をさして
独りで行くと言うのなら
喜んで渡すよ
バカみたいに君が恋しい

携帯電話を出して
ポケットに戻した
伝えたい言葉がいくつも
世間話に変わってしまうから
雷がひどかった
あの夜と同じように
屋根のない公衆電話から
もう一度話したい
大切な事まで忘れないでと
案ずる君を払い突っ張るほど
僕は何も解っちゃいなかった
この傘をたためば
僕はびしょぬれの
君を好きだと思うただの男なのに
この傘をさして
独りで行くと君が言っても
「勝手にしろ」で片づくほど
強い自分でもないのに
良いときだけ守るような
僕じゃ君を愛せない
悪いときこそ君を守れる
僕じゃなきゃ愛する資格もない
この傘をたためば
僕はびしょぬれの
君を好きだと思うただの男になる
この傘をさして
独りで行くと言うのなら
喜んで渡すよ
バカみたいに君が恋しい

Curiosités sur la chanson この傘をたためば de 槇原敬之

Quand la chanson “この傘をたためば” a-t-elle été lancée par 槇原敬之?
La chanson この傘をたためば a été lancée en 1999, sur l’album “Cicada”.
Qui a composé la chanson “この傘をたためば” de 槇原敬之?
La chanson “この傘をたためば” de 槇原敬之 a été composée par 敬之 槇原.

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