渇き

Enon Kawatani

鳥が飛び立ったのを
合図にして君は立ち上がった
家に帰ると
言う君の手
掴んでしまった
君は泣いていたんだ

考えるふりをしながら
月並みな答えを吐いては
自分がわからなくなって
先を間違う

渇く前の僕は
きっと間違わないはずと
だけど渇いた後僕は
今更後悔したんだ
怖くなる前に気持ちを
抑えて笑ってみたけど
君が切なさを纏って
走り去って行くのを見て立ち尽くした

汲み上げた水がこぼれ落ちてくのを
ぼんやり見てた
君の温度も流れ落ちては
渇いてしまう
そんなことを考えて

甘えを押し付け合っては
色めいた記憶を想う
簡単に僕らは
色を失ってくのさ

渇く前の僕は
きっと間違わないはずと
だけど渇いた後僕は
今更後悔したんだ
怖くなる前に気持ちを
抑えて笑ってみたけど
君が切なさを纏って
走り去って行くのを見て立ち尽くした

鳥は歌った
鮮やかな声で
喉が擦り切れるくらい叫んだ
鳥は歌った
艶やかな声で
「飛び立つ前にわかってた」

渇く前の僕は
きっと間違わないはずと
だけど渇いた後僕は
今更後悔したんだ
くるり向きを変えた君の
顔が霞んで見えたんだ
少し疲れてるみたいだ
あと涙も止まらないんだ

Curiosités sur la chanson 渇き de Indigo la End

Quand la chanson “渇き” a-t-elle été lancée par Indigo la End?
La chanson 渇き a été lancée en 2015, sur l’album “Kanashiku Naru Maeni”.
Qui a composé la chanson “渇き” de Indigo la End?
La chanson “渇き” de Indigo la End a été composée par Enon Kawatani.

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