シベリアの女の子
Enon Kawatani
頭の悪いシベリアの女性に会って
初めて交わした言葉は
覚えてないや
夕方過ぎの時間が
好きだと言った時の
振り向きざまの顔だけは
覚えてたよ
きっといつかは忘れてしまうさ
あの顔もその声も
いつかは思い出すだろうか
そんなことを思っています
多分だけど肌の色は純白だった
声のトーンは高かったっけ?
覚えてないや
きっといつかは忘れてしまうさ
あの顔もその声も
いつかは思い出すだろうか
そんなことを思っています
だけどね相変わらずさ
シベリアの景色が浮かんで
想像してみるんだよね
君がいた夕焼けの景色を
景色を
景色を
景色を
景色を