通り恋
「聞かれたら困る話だけど 歌に乗せたらいいよね」
2人以外にとっちゃどうでもいい 通り恋みたいな話
もう泣いてもいい 乱れてもいい 壊れてもいい
だけどあなたを愛してることだけ歌うよ
もう僕らの中に刻み込まれた 一部とはいえ大きな愛を
閉じ込めたままじゃいられない
大体あなたのことはわかってるって言ったかもしれないけど
得意料理も知らないままだった
笑い話になるまではもう 忘れてしまいたいよ
もう泣いてもいい 乱れてもいい 壊れてもいい
だけどあなたを愛してることだけ歌うよ
もう僕らの中に刻み込まれた 一部とはいえ大きな愛を
閉じ込めたままじゃいられない
知らない顔があったのも 消えない過去があったのも
全部拭い去る前に教えて欲しかった
砂鉄みたいに吸い寄せられたから 冷たい部分も知ってた
同じ言葉でまやかし合った そんな結果で終わりなの?
あなたがしてた指輪のサイズを遠回しに聞いたことも
靴のサイズだけ直接聞いちゃって笑われたことも
覚えてるだけで実感がないんだよ
でもさ やっぱり好きなんだ
何でもない 何でもないと 言い聞かしては
辿るあなたの記憶に包まれてしまうよ
そう歌う声が枯れるだけなら
一部とはいえない大きな愛を叫び続けるよ
通り雨が降った 4月の夜
追伸「あなたが好き」