ホントは、ね
やさしい言葉 まっすぐに 聞けなかった
いい気になって あとから 傷つくのが怖かったから
出せないままの 文字のカケラ 全部消して
電源落とせば またひとつ 同じ夜をかさねるだけ
もともとは一人だよ って 夢なんて見なきゃいいんだ って
つまづいた時の言い訳なら 用意してたハズでしょ ねぇ
どうして どうして 今さら涙があふれるの
ココロ告げる 勇気さえも 持てなかったクセに でも
ホントは ね ホントは ね あの日からずっと見つめてた
曇った窓 指でふいた いつか雨が降り出してた
なんでもないこと 話しながら いつのまにか
隠した気持ちが こぼれるのを 必死で押さえこんだ
正直にならないように カッコ悪くみえないように
弱い自分から 目をそらして 一体何を叶えたの
泣かないで 泣かないで 最初に戻っただけのこと
何もできず そのかわりに 何もなくさなかった けど
ホントは ね ホントは ね 伝えたい想いがあふれてた
わたしこんなに 恋してた やっとやっと 今わかった
どうして どうして 今さら涙があふれるの
追いかけても 手を伸ばしても 永遠に届かないとしても
ねぇ どうして 言えなかったんだろう
ホントは ね ホントは ね
恋してた
恋してた