業火の紅蓮 / Crimson Lotus of Hellfire
Polozov V. S.
地獄の業火で焼かれ続けたお前はその紅蓮を永遠に覚える。
命は儚い
光は暗闇を告げる
何も見えない
空は黒い煙で満ちる。
残酷な鬼は嘲る
巨大な蛇は蟠る
焦がされて 蠢く
傷だらけお前が喚く
尖った刀は肉体を切り裂く
鋭い痛みに頭が濁る
焦がされて 蠢く
傷だらけお前が喚く
痛みの激しさ
罪の重さは
孤独の叫びも呪いは果てるか
絶対に果てることはない
悪魔の群れが集まる
息が止まるほどの恐怖を目の当たりに
手を掲げて
何かを掴むように
聞こえるのは
怒りと凄み。
比類なき炎で炙られる事に。
肌を剥ぎ取られた体の中に溶けた鉄を注がれる。
涙で溢れて
弱い魂が割れる
元の姿を忘れて
地獄の業火に慣れる。
神様の怒りから逃げる方法はない。
お前が祈るために、自由は与えられた。
そんなに望んでいるなら俺の苦しみを述べる。
少なくとも俺は知っているが、真実を伝えたとしても、
お前が全く悟らない。
お願い 助けて
痛みに耐えられない
お願い 助けて
体も動かない
お願い 助けて
痛みに耐えられない
お願い 助けて
何も聞こえない