シーラカンス
地上に出る細い階段
外の様子は暗いまんま
今夜の俺たちはきっと
世界の全てを手にしていた
いつかはどうせいなくなる
あなたのことを考えてる
愛してるっていう感じでもないが
人気まばらな午前四時
熱い缶コーヒーで暖を取り
創成川のほとりで僕ら
ふたりで朝を待っていたんだ
誰かのことを考えてる
あなたのことを眺めてる
愛してるっていう感じでもない
「なんかもうどうでもいいや」って
思ってもないこと言っちゃって
もうどうにかなっちゃいそうな頭で歌うぜ
時々全部嫌になって
次の日には全部愛しくて
僕らはずっと騒いでいたい
何千何万回だって
多分もうダメだろうってな夜
を何度もやり過ごしてきた
捲らなくなったカレンダー
この時間はやっぱり冷えるな
散らかる部屋に寝そべって
あなたのことを考えてる
そっちはどうだい うまくやっているかい
朝日が昇る夢を見た
外はまだまだ暗かった
夢が覚めたら俺たちは
ばらばらでいかなきゃいけないんだ
いつかはどうせいなくなる
あなたのことを考えてる
愛してるっていう感じでもない
また魔法みたいな夜があって
明日には無かったことになって
もうどうにもなんないまんまふざけて笑うぜ
嬉しいことばかりじゃないし
悲しいことも忘れちゃうし
僕らはずっと騒いでいたい
何千何万回だって
転がったり
羽ばたいてみたり
また 朝になるけど どうする?
「なんかもうどうでもいいや」って
言ったら寂しくなっちゃって
もう何度繰り返したってやめられないぜ
時々全部嫌になって
次の日には全部愛しくて
僕らはずっと騒いでいたい
何千何万回だって
「もうどうでもいいや」って
思ってもないこと言っちゃって
もうどうにかなっちゃいそうな頭で歌うぜ
時々全部嫌になって
次の日には全部愛しくて
僕らはずっと騒いでいたい
何千何万回だって
「なんかもうどうでもいいや」って
思ってもないこと言っちゃって
もうどうにもなんない時も不敵に笑うぜ
時々全部嫌になって
次の日には全部愛しくて
僕らはずっと騒いでいたい
何千何万回だって